無添加調味料ができるまで
1. まずは清潔な容器を用意
はじめに、できあがったソースを詰める容器(瓶)の洗浄・消毒から取りかかります。
いわゆる煮沸消毒というものです。
水に浸かった瓶をまとめて火にかけ、熱湯と蒸気の力を借りて殺菌する方法です。

2. 下ごしらえは風味・香りから
風味や香りを出してくれる材料の下ごしらえに取りかかります。
切ったり、刻んだり、炒ったりと使う素材ごとにやることはいろいろ。
なかなかたいへんですが、Hitotemaらしい味わいをお届けするためには、この丁寧な仕込みが欠かせません。

3. 味のベースづくりは慎重に
有機丸大豆醤油、本みりん、清酒などを計量していきます。
これらは、さきほどの風味や香りを引き出す材料を包み込む存在。
料理を口に運んだ際に舌で最初に感じる味を形づくってくれます。

4. いよいよ火の出番
下ごしらえと計量を済ませた材料を、順番に鍋に入れていきます。
火にかける前から鍋に入れるものもあれば、頃合いを見計らって投入するものも。
タイミングはそれぞれの材料によってさまざまです。

5. 鍋のなかでひとつに
鍋の中身を煮詰めていきます。
加熱時間の長短や鍋のなかの温度が出来・不出来が左右するため、気が抜けません。
多種多様な味・香りを持つ材料をひとつにしてくれる火には、いつもありがたみを感じます。

6. 熱いものは熱いままで
完成したソースは、熱々になった容器のなかに即座に注いでいきます。
こうしないと、せっかくの消毒も無駄になってしまいます。
90℃から100℃のものを扱う工程なので、手袋をはめての作業です。
